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アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督

初のVR作品『CARNE Y ARENA』(Virtually Present, Physically Invisible)

6分30秒のヴァーチャル・リアリティ体験

出典:ILMxLAB. (2018). CARNE y ARENA (Virtually present, Physically invisible) - Trailer

CARNE Y ARENA』(Virtually Present, Physically Invisible)

【作品について】

本作は、実話にもとづく仮想現実(VR)作品である。

インスタレーションの形式を取りつつも、その体験から観客は全3幕の構成を意識することになるだろう。

そこでは、作品の主題、作品を体現する主体(観客自身)の両者を隔てるものが曖昧になり、やがて一体化してしまう。

国境を超えて米国にやってきた難民たち個々の経験。

その集合体に包まれながら、来場者それぞれが広漠とした空間を歩いてゆく。そんな作品になる。

 

視覚から感覚。そして、体感へ。

見ることは、すなわち感じることになるのが、本作。

シネマ、テクノロジー、アートのすべてを併せ持つ。

もはやスクリーン上の映像ではない。

その世界に居合わせた人の視線そのものなのだ。

 

6分30秒に渡り、たったひとりで体験する。

そんな実験的インスタレーションは、過去に協働し、ともに「アカデミー賞」を複数回受賞しているアレハンドロ・G・イニャリトゥ(映画監督)とエマニュエル・ルベツキ(撮影監督)のコラボレーションだ。

ハリウッドのメアリー・ペアレント(プロデューサー)とILMxLAB(VR制作)も制作に加わっている。

2017年5月「第70回カンヌ映画祭」でワールドプレミア。

カンヌ史上初となるVR作品の正式招待となった。

つづいて、プラダ財団(ミラノ)、ロサンゼルス・カウンティー美術館(L.A)、トラテロルコ・カルチャー・センター(メキシコシティ)で展示を洗練させた。

さらには、VR作品としては史上初となる「アカデミー賞」の受賞。

「類まれなビジュアル、力強いストーリー」と絶賛されたのだった。

2018年より、日本での発表に向け準備中。

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ

メキシコ出身の映画監督・脚本家・プロデューサー。

米国・アカデミー賞を通算5つも受賞。

 

その実績が示すとおり、近年で最も評価が高い現役の映画人。

 

最初から映画業界にいたわけでなく、もとはメキシコのロック専門ラジオ局、WFMで番組制作とナビゲーターをつとめていた。

 

その後、自身の制作会社、Zフィルムズを立ち上げ、メキシコ国内で短編映画やCMの監督、脚本、制作を開始。

長編映画の初監督作は『アモーレス・ペロス』(2000)。

メキシコシティでの交通事故をきっかけに、個別に進行していた3つの物語がつながる作品で、同年のカンヌ映画祭評論家週間でグランプリを受賞。翌2001年のアカデミー賞にノミネート。

監督作『21グラム』(2003)では、アカデミー主演女優賞にナオミ・ワッツ、助演男優賞にベニチオ・デル・トロがそれぞれノミネート。主演のショーン・ペンが、ヴェネツィア映画祭男優賞を獲得。

監督のほか、共同脚本、共同制作でクレジットされた『BIUTIFUL ビューティフル』(2010)にて、ハビエル・バルデムがカンヌ映画祭主演男優賞。映画自体は、アカデミー賞外国語映画部門にノミネート。

 

同じく監督・脚本・制作の『バードマン:または(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)で、アカデミー賞4冠を達成。ハリウッドの映画、ブロードウェイの舞台、双方の世界に皮肉をこめたダークコメディで、アカデミー作品賞に加え、監督賞と脚本賞を同時受賞。メキシコ人としては、初のオスカー受賞監督となる。また、同作の撮影監督、エマニュエル・ルベツキが、アカデミー撮影賞の栄冠を得ている。

最新の長編映画『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)では監督のほか、マーク・L・スミスと共同脚本。レオナルド・ディカプリオ主演、トム・ハーディ共演、坂本龍一の音楽担当で、20世紀フォックスが配給。19世紀、アメリカ西部開拓時代の壮絶な復讐劇に仕上げ、2年連続アカデミー監督賞という快挙を成し遂げた。

 

初のVR作品『Carne y Arena』(2017)が、カンヌ映画祭でプレミア公開。2017年にミラノのプラダ財団とロサンゼルス・カウンティ美術館でも発表され、翌年はメキシコシティ、ワシントンD.C、アムステルダムへと巡回。同作にアカデミー特別業績賞が授与されたことで、個人としては5つ目のアカデミー賞を得るに至った。

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