top of page

遠藤麻衣子(映画監督)初のアート作品《Electric Shop No.1》◎会期延長

映画監督の遠藤麻衣子による初のアート作品を、株式会社A FOOLとトモ・スズキ・ジャパン(TSJ)が共同製作。TSJ社長の鈴木朋幸がエグゼクティブプロデューサーをつとめます。


遠藤麻衣子の初アートは、やや長期に渡るプロジェクト。

そのプロジェクト全体のスケッチとなるビデオ・インスタレーションが《Electric Shop No.1》です。

2020年冬から構想を具現化し、2021年春に撮影。


2021年4月17日(土)より、東京・東品川のギャラリー、Takuro Someya Contemporary Artで開催の展覧会「ジギタリス あるいは1人称のカメラ|石原海、遠藤麻衣子、長谷川億名、細倉真弓」にて、遠藤麻衣子《Electric Shop No.1》を初披露します。



遠藤麻衣子《Electric Shop No.1》

2021年/ビデオ・インスタレーション/6分39秒(ループ)

©Maiko Endo, 2021


________________

以下、Takuro Someya Contemporary Art 公式サイトより引用:



ジギタリス あるいは一人称のカメラ


ジギタリスとは大島弓子の同名作品中において主人公の友人の兄が「眠れない時無理に目を閉じているとどこからともなくわいて出て消滅する不定形の発光体」「その1番でかい1番明るい星雲」につけた名前である。

視覚の実体と現象のあわいにあるような超個人的な視覚の記述であるが、だがいま私が見ているこの世界がそのジギタリスと違うと言い切れる確証もない。泣けば目の前が曇るような個人的な眼差しと共に私たちは日々生きているからだ。

カメラは機械の目による客観的な記録装置として認識されているが、同時に撮影者の視覚を共有することを可能にしたある意味でとても個人的な視線のツールとも言える。

一度カメラをそのように捉え直してみれば、誰かの目の裏をなぞるような、誰かのジギタリスと出会うことが可能になるのではないか。

ジギタリス、あるいは一人称のカメラは、私とあなたの境界を少しだけ曖昧にする、なぞられた視線を逆に辿ったその先にあるものについての問いである。


細倉真弓

________________


展覧会概要: 「ジギタリス あるいは1人称のカメラ|石原海、遠藤麻衣子、長谷川億名、細倉真弓」

会期:2021年4月17日(土)〜6月19日(土)*会期延長が決まりました 開廊:火曜〜土曜 正午〜18:00

休廊:日曜・月曜・祝日

住所:140-0002 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F TSCA TEL:03-6712-9887  

FAX:03-4578-0318

COVID-19感染拡大防止対策について 感染拡大防止のため、以下のような対応をとっております。 *ご来場時はマスクの着用をお願いいたします。 *入り口にアルコールを設置し、入場および出場の際に手指の消毒をお願いしております。 *混雑時には入場制限を行なう場合があります。 *以下の症状がある方はご来場をご遠慮くださいますようお願いいたします。 ・37度以上の発熱がある ・風邪の症状(発熱、せき、くしゃみ、喉の痛みなど)がある ・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある ・新型コロナウイルスと診断された、および診断された方と接触したことがある ・その他、体調に不安がある *在廊するスタッフの検温や健康状態の確認を毎日実施し、勤務時にはマスクの着用など適切な感染防止策を徹底させていただいています。 *状況により入場の中止、臨時休廊させていただく場合がございますが、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


Comments


bottom of page