『トロピカル・マラディ』シナリオ本発刊記念 アピチャッポン・ウィーラセタクン幻の映画上映

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督『トロピカル・マラディ』(2004)

そのシナリオが、日本語・英語で書籍化!タイでの発刊を記念して、日本の七夕に上映!



日程:2019年7月6日(土)〜7月7日(日)

会場:東京都写真美術館ホール

https://topmuseum.jp/contents/exhibition/movie-3502.html


プレスリリース

https://docs.wixstatic.com/ugd/ffcccc_934012c6f2874257aa88359fd25890b5.pdf


「アピチャッポン・ウィーラセタクン幻の映画」上映

企画・製作:トモ・スズキ・ジャパン


アートと映画の両分野で活躍するタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン


2016年に東京都写真美術館で開催された個展「アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち」も記憶に新しいところか?


2019年夏、アピチャッポン監督は南米コロンビアで新作映画を撮影する。遡ること2年、2017年に現地で撮影の準備をする監督をカメラにおさめたカナダ人がいた。


俳優にして、映画監督のコナー・ジェサップである。彼がアピチャッポンに密着したドキュメンタリーが『A.W.アピチャッポンの素顔』になる。


満を持して、日本初公開へ。


折しも、今年はアピチャッポン監督の名作『トロピカル・マラディ』のシナリオが書籍化される。


人が虎になるという中島敦の小説「山月記」を引用した同作は、2004年「カンヌ映画祭」審査員賞を受賞。日本では上映の機会が限られていたが、ファンの熱い要望を受け、再映が決定した。


【上映スケジュール】

7 月6 日(土)

13:20〜 トロピカル・マラディ』上映(118 分)

16:00〜 A.W.アピチャッポンの素顔』上映(47 分)

7 月7日(日)

13:20〜 トロピカル・マラディ』上映(118 分)

16:00〜 A.W.アピチャッポンの素顔』上映(47 分)


会場:東京都写真美術館ホール(190席)

住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内


料金:1,300円均一

前売券:6/16(日)9:00A.M 発売開始

◎前売券は、ライブポケットの電子チケットのみとなります。

◎前売券が座席数に達した場合、当日券は発売いたしません。

ライブポケット(電子チケット)サイト:

7/6(土)前売券:https://t.livepocket.jp/e/aw_0706

7/7(日)前売券:https://t.livepocket.jp/e/aw_0707


◎1枚のチケットでご鑑賞になれるのは、1作品のみです。 ◎2作品をご覧になるには、別々のチケットを2枚が必要となります。 『トロピカル・マラディ』『A.W.アピチャッポンの素顔』の2作品を鑑賞する場合、2枚のチケットをお求めください。



アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の旅に密着! コナー・ジェサップ監督『A.W. アピチャッポンの素顔

『A.W. アピチャッポンの素顔』

原題:A.W. A Portrait of Apichatpong Weerasethakul

2018年/カラー/47分/英語(日本語字幕)

監督:コナー・ジェサップ

制作:アシュレイ・シールズ=ミュラー

​出演:アピチャッポン・ウィーラセタクン、コナー・ジェサップ



アピチャッポン・ウィラセタクン監督『トロピカル・マラディ

「カンヌ映画祭」審査員賞、「東京フィルメックス」最優秀作品賞、「サンパウロ映画祭」批評家賞、「カイエ・デュ・シネマ」2004年ベスト1

『トロピカル・マラディ』(原題:Sud Pralad)

2004年/タイ/カラー/35mm /118分/1:1.85/タイ語・日本語字幕

脚本・監督・制作:アピチャッポン・ウィーラセタクン

出演:バンロップ・ロームノーイ、サクダー・ケーオブアディ

協力:Kick the Machine Films

フィルム提供:一般社団法人コミュニティシネマセンター

前半と後半の二部構成。


中島敦の小説「山月記」の引用が冒頭に入る。 陸軍兵士のケン。田舎の好青年、トン。ゲイのふたりは惹かれ合い、村のあちこちでデートを重ねる。これというストーリーもないまま、タイの田舎と男子らの日常を追うカメラ。


後半になり、場面転換。 森というより、むしろジャングルの中、人が虎に変容したようだ。 暗闇に目を光らせる虎は、愛した男なのか?



photograph by Chai Siris

アピチャッポン・ウィーラセタクン

1970年バンコク生まれ。

タイの東北部、イーサン地方の中でも、北側に位置するコーンケンで育つ。両親はともに医者で、子供の頃は父の診療所が遊び場だった。当時の楽しみは、街の映画館に行くこと。

地元のコーンケン大学で建築を専攻し、卒業後は建築士として働く。次第に映画への情熱が強まり、24歳の時にシカゴ美術館附属シカゴ美術学校(School of the Art Institute of Chicago)に留学。アッバス・キアロスタミ、ホウ・シャオシェン、エドワード・ヤンらによる各国の映画に惹かれる。

一方でジョナス・メカス、マヤ・デレン、レン・ライらの実験的な手法に出会い、商業映画とは別の映画が存在すると知る。そこで、個人的な映画をつくろうと決意。

タイに帰国後の1999年、自由な映画づくりを目指して、制作プロダクションを設立。キック・ザ・マシーン・フィルムズと名付けた。2000年に初の長編映画『真昼の不思議な物体』完成。

2002年『ブリスフリー・ユアーズ』が「カンヌ映画祭」ある視点賞を受賞。2004年『トロピカル・マラディ』が「カンヌ映画祭」コンペティション部門で審査員賞。2010年には『ブンミおじさんの森』が「カンヌ映画祭」でタイ映画史上初のパルムドール(最高賞)受賞を果たす。

現代アートの領域でも世界的に活躍。

映画『ブンミおじさんの森』(2010)と同一プロジェクトとして制作した映像インスタレーション「プリミティブ」(2009)は、ドイツ・ミュンヘンのハウス・デア・クンストを皮切りに、パリ市近代美術館、N.Yのニューミュージアムでも展示。

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個人的にパートナーだった写真家・美術家、チャイ シリと協働で、2012年「ドクメンタ13」に出展、2013年には「シャルジャ・ビエンナーレ」で金賞(最高賞)を受賞している。

2015年に初の舞台作品として上映パフォーマンス「フィーバー・ルーム」を演出。今なお、世界各地で上演がつづく。

2016年にチェンマイに開館したMIIAM現代美術館で、タイでは初となる個展を開催。

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日本においては、2008年スカイ・ザ・バスハウス(東京)で初個展。東京都現代美術館「東京アートミーティング トランスフォーメーション」展(2010)、「ヨコハマトリエンナーレ」(2011)、「さいたまトリエンナーレ2016」など大規模グループ展への出品多数。

2013年「福岡アジア文化賞」受賞。

2016年には東京都写真美術館の総合開館20周年記念で個展「亡霊たち」を開催。2017年ワタリウム美術館「坂本龍一|設置音楽展」で、坂本龍一とのコラボレーション映像を出品。​今までの映画やアートで使用した音をコンピレーションアルバム「Metaphors」で発表し、坂本龍一のコメントが掲載されている。2018年に久門剛史とのコラボレーション作品を森美術館で発表。

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