タイの映画監督・美術家、アピチャッポン・ウィーラセタクンに密着取材!
カナダの俳優・映画監督、コナー・ジェサップが描くアピチャッポンの姿。
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督が新作『MEMORIA(メモリア)』のプリプロダクションで南米、コロンビアを旅した。
そこに友人にして、俳優・映画監督のコナー・ジェサップ密着!
コナー・ジェサップ監督
『A.W. アピチャッポンの素顔』
2018年/カラー/47分/英語(日本語字幕)
監督:コナー・ジェサップ
制作:アシュレイ・シールズ=ミュラー
出演:アピチャッポン・ウィーラセタクン、コナー・ジェサップ
英語版予告編(上映は日本語字幕アリ)
Criterion Collection. (2018). Meet the Filmmakers Trailer: Apichatpong Weerasethakul
2019年7 月6 日(土)
13:20〜 『トロピカル・マラディ』上映(118 分)
16:00〜 『A.W.アピチャッポンの素顔』上映(47 分)
2019年7 月7日(日)
13:20〜 『トロピカル・マラディ』上映(118 分)
16:00〜 『A.W.アピチャッポンの素顔』上映(47 分)
会場:東京都写真美術館ホール
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
東京都写真美術館のHP:
料金:1,300円均一
前売券:6/16(日)9:00A.M 発売開始
◎前売券は、ライブポケットの電子チケットのみとなります。
◎前売券が座席数に達した場合、当日券は発売いたしません。
ライブポケット(電子チケット)サイト:
7/6(土)前売券:https://t.livepocket.jp/e/aw_0706
7/7(日)前売券:https://t.livepocket.jp/e/aw_0707
◎1枚のチケットでご鑑賞になれるのは、1作品のみです。 ◎2作品をご覧になるには、別々のチケットを2枚が必要となります。 『トロピカル・マラディ』『A.W.アピチャッポンの素顔』の2作品を鑑賞する場合、2枚のチケットをお求めください。
プレスリリース
Courtesy of Kick the Machine Films
アピチャッポン・ウィーラセタクン
1970年バンコク生まれ。
タイの東北部、イーサン地方の中でも、北側に位置するコーンケンで育つ。両親はともに医者で、子供の頃は父の診療所が遊び場だった。当時の楽しみは、街の映画館に行くこと。
地元のコーンケン大学で建築を専攻し、卒業後は建築士として働く。次第に映画への情熱が強まり、24歳の時にシカゴ美術館附属シカゴ美術学校(School of the Art Institute of Chicago)に留学。アッバス・キアロスタミ、ホウ・シャオシェン、エドワード・ヤンらによる各国の映画に惹かれる。
一方でジョナス・メカス、マヤ・デレン、レン・ライらの実験的な手法に出会い、商業映画とは別の映画が存在すると知る。そこで、個人的な映画をつくろうと決意。
タイに帰国後の1999年、自由な映画づくりを目指して、制作プロダクションを設立。キック・ザ・マシーン・フィルムズと名付けた。2000年に初の長編映画『真昼の不思議な物体』完成。
2002年『ブリスフリー・ユアーズ』が「カンヌ映画祭」ある視点賞を受賞。2004年『トロピカル・マラディ』が「カンヌ映画祭」コンペティション部門で審査員賞。2010年には『ブンミおじさんの森』が「カンヌ映画祭」でタイ映画史上初のパルムドール(最高賞)受賞を果たす。
現代アートの領域でも世界的に活躍。
映画『ブンミおじさんの森』(2010)と同一プロジェクトとして制作した映像インスタレーション「プリミティブ」(2009)は、ドイツ・ミュンヘンのハウス・デア・クンストを皮切りに、パリ市近代美術館、N.Yのニューミュージアムでも展示。
個人的にパートナーだった写真家・美術家、チャイ シリと協働で、2012年「ドクメンタ13」に出展、2013年には「シャルジャ・ビエンナーレ」で金賞(最高賞)を受賞している。
2015年に初の舞台作品として上映パフォーマンス「フィーバー・ルーム」を演出。今なお、世界各地で上演がつづく。
2016年にチェンマイに開館したMIIAM現代美術館で、タイでは初となる個展を開催。
日本においては、2008年スカイ・ザ・バスハウス(東京)で初個展。東京都現代美術館「東京アートミーティング トランスフォーメーション」展(2010)、「ヨコハマトリエンナーレ」(2011)、「さいたまトリエンナーレ2016」など大規模グループ展への出品多数。
2013年「福岡アジア文化賞」受賞。
2016年には東京都写真美術館の総合開館20周年記念で個展「亡霊たち」を開催。2017年ワタリウム美術館「坂本龍一|設置音楽展」で、坂本龍一とのコラボレーション映像を出品。今までの映画やアートで使用した音をコンピレーションアルバム「Metaphors」で発表し、坂本龍一のコメントが掲載されている。2018年に久門剛史とのコラボレーション作品を森美術館で発表。
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