アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の最新作『メモリア(邦題は仮)』が、2021年「カンヌ映画祭」コンペ部門に正式招待!7月にカンヌでのプレミア上映後、同作の魅力に迫るオリジナル本の発売が決まった。
インディーズ出版社のFireflies Pressが、ハードカバーのオリジナル本を編集・発刊。アピチャッポン監督が新作『メモリア』を撮影するにあたり、構想をまとめたノート、日記、メールなども独占的に収録。もちろんコロンビアでのロケ撮影時の写真やメモなどのページも充実。
2021年6月10日現在、出版元が予約を受付中。書籍:40ユーロ+送料:10ユーロといいます。英語が苦にならなければ、直接、Fireflies Pressのサイトで事前注文してみるのも一案です。
現物を見て、日本でお求めになりたいお客様には朗報です。
トモ・スズキ・ジャパンが、この『メモリア』オリジナル本を輸入販売します。2021年9月より、通信販売とミュージアムショップでの販売を予定しています。
価格は、輸入送料や関税などが不明なため、現状では未定です。だいたい個人輸入するのと、同じぐらいになる見込みです。
タイトル:Memoria
発売 :2021年9月
ページ数:190ページ、ハードカバー
サイズ :20cm x 27.5cm
価格 :40ユーロ + 送料:10ユーロ(事前注文の価格です)
ISBN 9783981918663
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の最新作『メモリア(邦題は仮)』オリジナル書籍を日本へ輸入販売へ!映画『メモリア』の創生に迫るクロニクルが、ここにある。
2017 年アピチャッポン監督は南米のコロンビアを訪れた。そして、決意したのだった。この地で映画を撮ろう、と。母国、タイ以外での撮影は、アピチャッポン監督にとって初の体験だった。
2019年までの2年間で幾度となく、アピチャッポン監督はコロンビアを旅した。そして、映画の構想を練っている。その様子は、カナダの俳優・映画監督のコナー・ジェサップが監督した密着ドキュメンタリー『A.W. アピチャッポンの素顔』(2019年トモ・スズキ・ジャパンが東京都写真美術館ホールで上映)で描かれている。
今回、Fireflies Pressが発行するオリジナル書籍「メモリア」(ISBN 9783981918663)は、アピチャッポン監督の思い出を結集したものといえよう。
写真、日記、スケッチ、ノート、メールのやりとりを、この本で独占公開。
そして、映画『メモリア』の起点ともいえる、脳の病気に関する内容までもが示される。
アピチャッポン監督が現場で書き込みをした台本まで、チェックできる。
また、手描きのストーリーボード、撮影日誌も公開。
アピチャッポン監督『メモリア』の撮影現場、その裏側をとらえた写真も掲載。
さらには、アピチャッポン監督『メモリア』のキャスト、クルーからの寄稿まで!
この1冊に同作の貴重な資料が集結。ファンには、なんとも贅沢な逸品となることだろう。
日本発売のお問合せは、トモ・スズキ・ジャパンまで。
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