令和2年度 文化芸術活動の継続支援事業
トモ・スズキ・ジャパン有限会社は、2020年2月〜3月、東京都写真美術館ホールで特集上映会を開催する予定でした。
マシュー・バーニー『リダウト』プラスと題した上映会でした。
米国の美術家、マシュー・バーニーによる最新フィルム『リダウト』(2018)に加えて、彼の伝説的フィルム作品シリーズ『クレマスター』サイクル全5部作(1994-2002)、及び捕鯨船の日新丸でビョークと協働したフィルム『拘束のドローイング9』(2005)をプログラム上映する企画でした。
ところが、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、東京都写真美術館が臨時休館となってしまいます。
そこでトモ・スズキ・ジャパンによる、マシュー・バーニー作品の特集上映と関連イベントも延期(一旦休止)としました。
2020年10月になり、感染症の対策をした上で、7ヶ月前に行う予定のゲスト・トークを無観客で開催しました。
マシュー・バーニーが監督・制作・出演したフィルム『拘束のドローイング9』の衣装担当として、ニューヨークでの制作に参加した村上美知瑠(衣装作家)さんに、トモ・スズキ・ジャパンの社長、鈴木朋幸(『拘束のドローイング9』共同配給)がお話を伺いました。
当日は、村上美知瑠さんのオンライン展覧会の会場となる横浜のインペリアル・ギャラリーより、無観客トークの模様を動画でライブ配信!
その無観客トークをビデオに収録し、編集した動画をYouTubeで公開しています。
【無観客トーク】マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』衣装担当
村上美知瑠(衣装作家)その1:衣装の素材
― マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』で衣装の素材は、皮・革でした!
― 未使用分を小型カメラで見てみましょう
【無観客トーク】マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』衣装担当
村上美知瑠(衣装作家)その2:制作へ参加の経緯
― マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』の衣装担当に抜擢されたキッカケは、飲み会!
― なんともニューヨーク的だよね?
【無観客トーク】マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』衣装担当
村上美知瑠(衣装作家)その4:撮影現場で貰ったシリコン
― マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』の撮影現場でシリコンを貰った!
― それ、アート作品だったら数千万円〜数億円だよね?
【無観客トーク】マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』衣装担当
村上美知瑠(衣装作家)その5:オークションサイトで現物を買って学ぶ
― アート映画は創りもの!でも、事実を反映させないと、強度が不足するよね?
― だから、マシュー・バーニーは徹底的にリサーチしてた
【無観客トーク】マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』衣装担当
村上美知瑠(衣装作家)その6:ビョークは、どんな音楽を聴いてた?
― 楽屋(トレーラー)で、ビョークはどんな音楽を聴いてたの?
― スゴい!シャッフルぶり!!クラッシックからデスメタルまで…
【無観客トーク】マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』衣装担当
村上美知瑠(衣装作家)その7:衣装の仕事は何をする?
― マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』の後、どんな仕事を?
― 和装をやったら、忍者の衣装とか日本的なモノばかり頼まれる。それがやりたいのか?と思い…
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