【上映スケジュール発表】マシュー・バーニー特集上映『リダウト』プラス、8/16(火)〜9/4(日)東京都写真美術館ホールで再開!



特集上映会 マシュー・バーニー『リダウト』プラス

【会期】2022年8月16日(火)〜9月4日(日) 17日間

【休映】8/22(月)、8/29(月)、9/1(木) *終日上映はございません。


【会場】東京都写真美術館ホール(190席)

【住所】東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内



米国の美術家、マシュー・バーニー。彼のフィルム作品を特集上映する。その企画名は、マシュー・バーニー『リダウト』プラス


マシュー・バーニーによる近作フィルム『リダウト』(2018)にプラスして、旧作の『クレマスター』サイクル全5部作(1994-2002)と『拘束のドローイング9』(2005)も上映。さらに加えて、『リダウト』と類似点がある他監督の映画4本も同時公開する企画だ。


特集上映会、マシュー・バーニー『リダウト』プラスはコロナ禍で一旦休止(延期)となったものの、2022年8月16日(火)より再始動が決定。9月4日(日)までの会期で、上映日は17日。会期中、休映日が3日。


再始動する特集上映会、マシュー・バーニー『リダウト』プラスの上映スケジュールは、次の通りです。全席指定で前売券(電子チケットのみ)は、7月16日(土)発売予定。

 

【上映スケジュール】特集上映会 マシュー・バーニー『リダウト』プラス


8月16日(火)

13:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』

16:10〜 マット・ロス監督 ヴィゴ・モーテンセン主演『はじまりへの旅』(2016)

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

8月17日(水)

13:30〜 Appleオリジナル作品『ウルフウォーカー』(2020) 日本語吹替版

15:45〜 マシュー・バーニー『リダウト』

18:35〜 アピチャッポン・ウィーラセタクン監督『ブンミおじさんの森』(2010)

 

8月18日(木)

13:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』

16:30〜 サンリオ映画『星のオルフェウス』(1979)

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

8月19日(金)

14:45〜 マシュー・バーニー『リダウト』

18:00〜 Appleオリジナル作品『ウルフウォーカー』 日本語吹替版 ゲストトーク

 

8月20日(土)

13:30〜 マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』ゲストトーク

17:30〜 マシュー・バーニー『クレマスター1』(1995)

18:35〜 マシュー・バーニー『クレマスター2』(1999)

 

8月21日(日)

13:30〜 マシュー・バーニー『クレマスター3』(2002) 途中15分の休憩

17:15〜 マシュー・バーニー『クレマスター4』(1994)

18:35〜 マシュー・バーニー『クレマスター5』(1997)

 

8月23日(火)

13:30〜 Appleオリジナル作品 アニメーション『ウルフウォーカー』 日本語吹替版

16:30〜 サンリオ映画『星のオルフェウス』

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

8月24日(水)

13:30〜 マット・ロス監督 ヴィゴ・モーテンセン主演『はじまりへの旅』

17:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』 ゲストトーク

 

8月25日(木)

13:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

8月26日(金)

14:45〜 マシュー・バーニー『リダウト』

18:00〜 サンリオ映画『星のオルフェウス』 ゲストトーク

 

8月27日(土)

14:45〜 マシュー・バーニー『リダウト』

17:30〜 アピチャッポン監督『ブンミおじさんの森』 ゲストトーク

 

8月28日(日)

13:00〜 マシュー・バーニー『クレマスター1』

13:55〜 マシュー・バーニー『クレマスター2』

15:30〜 マシュー・バーニー『クレマスター3』

19:00〜 マシュー・バーニー『クレマスター4』

19:55〜 マシュー・バーニー『クレマスター5』

 

8月30日(火)

13:30〜 マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

8月31日(水)

13:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』

16:10〜 マット・ロス監督 ヴィゴ・モーテンセン主演『はじまりへの旅』

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

9月2日(金)

13:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』

18:00〜 アピチャッポン監督『ブンミおじさんの森』

 

9月3日(土)

13:00〜 マシュー・バーニー『クレマスター1』

13:55〜 マシュー・バーニー『クレマスター2』

15:30〜 マシュー・バーニー『クレマスター3』

19:00〜 マシュー・バーニー『クレマスター4』

19:55〜 マシュー・バーニー『クレマスター5』

 

9月4日(日)

13:30〜 マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』

17:00〜 マシュー・バーニー『リダウト』


【上映作品】


Matthew Barney, Redoubt, 2018. Production still.

© Matthew Barney,courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels, and Sadie Coles HQ, London. Photo: Hugo Glendinning


マシュー・バーニー『リダウト』

上映:8/16(火)13:30〜 18:35〜、8/17(水)15:45〜、8/18(木)13:30〜 18:35〜、8/19(金)14:45〜、8/23(火)18:35〜、8/25(木)13:30〜 18:35〜、8/26(金)14:45〜、8/27(土)14:45〜、8/30(火)18:35〜、8/31(水)13:30〜 18:35〜、9/2(金)13:30〜、9/4(日)17:00〜

料金:1,600円均一


ゲストトーク付上映:8/24(水)17:30〜上映、19:45〜トーク

料金:2,100円均一

ゲスト:砂山典子/ SNATCH (ダンサー、パフォーマンスアーティスト)

 

マシュー・バーニー『リダウト』

原題:REDOUBT

2018年/アメリカ/134分03秒/4K DCP/7.1chサラウンド/台詞なし


制作・脚本・監督:マシュー・バーニー

音楽:ジョナサン・べプラー


撮影監督:ペーター・シュトリートマン

編集:キャサリン・マケリー

製作:マシュー・バーニー、セイディ・コールズ、バーバラ・グラッドストーン


プロデューサー:マイク・べロン

照明:クリス・ウィジェット

振付:エレノア・バウアー

プロダクション・デザイン:Kanoa Baysa

アートディレクター:Jade Archuleta-Gans


出演:

アネット・ワクター(ディアナ役):ライフル射撃米国代表選手

エレノア・バウアー(コーリング・ヴァージン役):振付師・ダンサー

ローラ・ストークス(トラッキング・ヴァージン役):ダンサー・アーティスト・コントーショニスト(曲芸師)

K.J.ホームズ(電気めっき師役):ダンスアーティスト・歌手・詩人・女優

マシュー・バーニー(銅板彫刻師役)

サンドラ・ラムッシュ(フープパフォーマー役):ネイティブアメリカン・フープダンスのパフォーマー


配給:トモ・スズキ・ジャパン

後援:アメリカ大使館

協力:Matthew Barney、Gladstone Gallery New York and Brussels、Angie Naoko


 

Matthew Barney, DRAWING RESTRAINT 9, 2005. Production still.

©Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels. Photo: Chris Winget


マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』

上映:8/30(火)13:30〜、9/4(日)13:30〜

料金:1,800円均一


ゲストトーク付上映:8/20(土)13:30〜上映、15:50〜トーク

料金:2,300円均一

ゲスト:村上美知瑠(衣装作家、『拘束のドローイング9』衣装担当)

 

マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』

原題:Drawing Restraint 9

2005年/アメリカ/カラー/35mm/135分/1:1.66/SRD


​脚本・監督:マシュー・バーニー

音楽:ビョーク(サウンドトラックCD/ユニバーサル ミュージック)


制作:バーバラ・グラッドストーン、マシュー・バーニー

撮影監督:ピーター・ストリートマン

衣装:村上美知瑠

出演:マシュー・バーニー、ビョーク、大島宗翠(裏千家)


配給:トモ・スズキ・ジャパン

後援:アメリカ大使館

協力:Matthew Barney、Gladstone Gallery New York and Brussels

日本の石油精製所。阿波踊りの隊列にタンクローリーが続く。誉れ高き捕鯨船、日新丸の脇に停車すると、タンクの液体を甲板へと流し込んでゆく。液体は楕円と長方形を組み合わせた「フィールド・エンブレム」型に固化する。


そこへ、小舟で現れた西洋の客人2名が乗船。ふたりは身をめ、婚礼衣装をまとい、茶室へと案内されるが…。マシュー・バーニーとビョークの初コラボ作品。



 

CREMASTER3, 2002

Photo Chris Winget,© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels


マシュー・バーニー『クレマスター』サイクル全5部作

全5作ノンストップ一挙上映:8/26(日)13:00〜、9/3(土)13:00〜

料金:5作品 通し券7,000円


 

CREMASTER 1, 1995 Photo Michael James O’Brien

© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels

マシュー・バーニー『クレマスター1』

上映:8/20(土)17:30〜 

料金:1,200円均一

 

『クレマスター1』

原題:Cremaster 1

1995年/アメリカ/カラー/35mm/40分30秒/1:1.37/ドルビーSR


脚本・監督:マシュー・バーニー

制作:バーバラ・グラッドストーン、マシュー・バーニー


撮影:ピーター・ストライトマン

音楽:ジョナサン・べプラー

振付:マシュー・バーニー、ジュリー・スティーブンス


スチール:マイケル・ジェームズ・オブライアン

デジタル・アニメーション:ジョン・バウマン(セレフェックス)

メイク:アンドレア・パオレッティ

ヘア :アヴラム(ヴィダルサスーン)

衣装 :アイザック・ミズラヒ(グッドイヤー・エアーホステスのみ)

衣装 :カレン・ヤング(「グッドイヤー」コーラスガールのみ)

衣装 :ミノロ・ブラーニク、リンダ・ラベル


出演:

グッドイヤー:マーティー・ドミネーション


「グッドイヤー」エアホステス:タニス・バークレー、ジェンマ・ブルドン・スミス、ミランダ・ブルックス、キャサリン・クレボー、ニーナ・コトフ、カリー・マッキャン、キャサリン・ムルカヒ、ジェシカ・シェアウッド


「グッドイヤー」コーラスガール:アン・バナート、ジェリエット・ヴァシルキオ


 

CREMASTER 2, 1999 Photo Michael James O’Brien

© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels

マシュー・バーニー『クレマスター2』

上映:8/20(土)18:35〜 

料金:1,600円均一

 

『クレマスター2』

原題:Cremaster 2

1999年/アメリカ/カラー/35mm/79分00秒/1:1.66/ドルビーSR


脚本・監督:マシュー・バーニー

制作: バーバラ・グラッドストーン、マシュー・バーニー


撮影: ピーター・ストライトマン

音楽: ジョナサン・べプラー

視覚効果:カレン・アンセル(モビリティ)

特殊効果:ゲイブ・バルタロス(アトランティック・ウエスト・エフェクト)

​スチール:マイケル・ジェームズ・オブライアン(人物担当)、クリス・ウィジェット(風景担当)

ヘアメイク:レジーナ・ハリス


靴提供  :プラダ

衣装   :ディーン・ソネンバーグ(フェイのみ)、リンダ・ラベル、ローレンス・エスノールト


出演:

ハリー・フーディーニ:ノーマン・メイラー

ゲイリー・ギルモア:マシュー・バーニー

フェイ:匿名

ベッシー・ギルモア:ローレン・パイン

フランク・ギルモア:スコット・イウォルト

ニコル・ベイカー:パティ・グリフィン

マックス・ジャンセン:マイケル・トンプソン

ジョニー・キャッシュ:デイブ・ロンバルド(ドラム)、ブルース・スティール(ミツバチとともに)、スティーブ・タッカー(声)

ステップ・ダンサーズ:キャット・キュービック、サム・ジェラージ

ブラーマ・ブル:#55

フレンチブルドッグ:ジャクリーヌ・モラシッズ

車両:1966年型マスタング(白1台、青1台)

 


マシュー・バーニー『クレマスター3』上映:8/21(日)13:30〜 料金:1,800円均一

マシュー・バーニー『クレマスター4』上映:8/21(日)17:15〜 料金:1,200円均一

マシュー・バーニー『クレマスター5』 上映:8/21(日)18:35〜 料金:1,200円均一


マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』会期中3回上映

 

【関連作品】

サンリオ映画『星のオルフェウス』

上映:8/18(木)16:30〜、8/23(火)16:30〜 

料金:800円均一


ゲストトーク付上映:8/26(金)18:00〜

料金:1,300円均一

ゲスト:藤村シシン(古代ギリシャ研究家)

聞き手:岡崎優子(編集者)

 

『星のオルフェウス』(原題:Winds of Change)

1979年/アメリカ・ 日本/日本語/80分/4:3(スクリーン左右の余白が白くなります)/ステレオ/70mm(DVDでの上映)


製作総指揮:辻信太郎

製作:ウォルト・ディフェリア、テリー・荻須、津川弘

アニメーション監督:タカシ

音楽:アレック・コンスタンディノス

編集:ジャック・ウッズ

美術:ポール・ジュリアン、レベッカ・オルテガ・ミルズ、レイ・アラゴン、宇野亜喜良、深井国


監修:吉田喜重

ナレーション・脚本:伊丹十三


製作:サンリオ・フィルム作品

配給:サンリオ


ギリシャ神話の中から5つのエピソードを選び、製作当時の舞台設定で表現したアニメーション映画。今はキャラクターの「ハローキティでお馴染みのサンリオが、世界的な映画を目指して製作したシリーズのアニメーション作品。一般的な映画が35mmフィルムで上映されていた頃、2倍の幅がある70mmフィルムが完成フォーマットだった。今回は70mmフィルムの上映素材を発掘できず、画質も音質も劣るが、それでもなお貴重なDVDでの上映となる。


【あらすじ】出典:サンリオ提供資料

ペルセウス

セリーポス島の王、ポリュデクテスはペルセウスの母のダナエに恋慕し、じゃまになったペルセウスを遠ざけようと、メドウーサ退治に送り出した。メドウーサはもとは美貌の持ち主だったが、アテナの怒りにふれて蛇髪の怪物に変えられていた。彼女を見たものは皆、石になってしまう。ペルセウスは、山深くメドウーサを求めて旅を続け、首尾良く首を斬りおとし、天空へと飛び去っていった。


アクタイオン

勇敢な狩人であるアクタイオンは、忠実な下僕であるスパルタ犬をひき連れ、狩りに精を出していたが、女神アルテミスの神域に足を踏み入れ、水浴中の彼女の姿を見たことで怒りにふれ、臆病な鹿に変えられてしまった。そしてさまよっているところを、主人の見分けがつかない獰猛な犬たちに追われるのだった。


エンビー

女神アテナの神殿の供物を盗み、その上、妹ヘルセにバラを届けに来たへルメースから、恋の取りもちの謝礼をだまし取ったアグラウロスは、遂に女神アテナに罰せられ、嫉妬の心を吹き込められる。妹を訪ねてきたヘルメースを追い返そうとした嫉妬深さに激怒したヘルメースは、彼女を石像に変え、バラバラに砕いてしまうのだった。


オルフェウス

オルフェウスとエウリュディケが森の中で結婚式を挙げていると、地獄の王者プルートーンの使者の蛇が現われエウリュディケを連れ去ってしまった。地獄へと降りたオルフェウスのかき鳴らす竪琴に感動したプルートーンは、地上にエウリュディケを連れ戻すことを許すが、地上に着くまで絶対彼女を振り返ってはいけないという条件をつけた。一段一段と昇り始めたオルフェルスはしかし、とうとう心配になって、振り返つてしまうのだった。


パエトーン

太陽神アポロンは火の馬車を駆使して天地を照らしている。それに憧れた息子パエトーンは、父のいさめもきかず火の馬車を盗み出したが、馬達が、主人がアポロンでないことに気づき、狂ったように暴走しはじめた。ついにパエトーンは流星となって宇宙の果てに燃えつきた。後には星々が煌めいているのだった。


【マシュー・バーニー『リダウト』との類似点】

マシュー・バーニー『リダウト』と同じく、古代神話「ディアナとアクタイオン」を扱う点。



 

©Kick the Machine Films

アピチャッポン監督『ブンミおじさんの森』

上映:8/17(水)18:35〜、9/2(金)18:00〜 

料金:1,600円均一


ゲストトーク付上映:8/26(金)17:30〜上映、19:30〜トーク

料金:2,100円均一(鑑賞料:1,600円+トーク参加料:500円)

ゲスト:清水宏一(サウンド・デザイナー、アピチャッポン監督作品サウンド担当)

 

デジタル版『ブンミおじさんの森』(英題:Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)

2010年/イギリス・タイ・ドイツ・フランス・スペイン/タイ語・日本語字幕/114分/カラー/DCP


製作・脚本・監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン

製作:サイモン・フィールド、キース・グリフィス、シャルル・ド・モー

撮影監督:サヨムプー・ムックディープロム

編集・ポスト・スーパーバイザー:リー・チャタメイティクン

音響設計:アクリットチャラァーム・カラヤナミット(リット)

音響:清水宏一


出演:タナパット・サーイセイマー(ブンミ)、ジェンチラー・ポンパス(ジェン)、サックダー・ケァウブアディー(トン)、ナッタカーン・アパイウォン(ブンミの妻フェイ)


配給:ムヴィオラ


【あらすじ】出典:ムヴィオラ提供資料

タイ東北地方のある村。腎臓の病に冒され、死を間近にしたブンミおじさんは、ジェンとトンを呼び寄せる。ジェンは、ブンミの死んだ妻の妹だ。


夜。ブンミとジェン、トンが夕食を囲んでいると、ふっと女性の姿が現れる。19年前に死んだブンミの妻、フエイだった。フエイはブンミの病気が心配でやってきたのだ。フエイの姿は死亡した時と同じ42歳のまま。ブンミたちは最初こそ驚くものの、懐かしさから皆で語らいはじめる。

しばらくすると物音がして階段を何か黒いものが上がってきた。数年前に行方がわからなくなった息子ブンソンが、姿を変えて戻ってきたのだ。愛するものたちがブンミのもとに集まってきた。いよいよ行く時が近づいてきたのだ。ブンミは前世を思い出していた。


ある日、ついにブンミはフエイ、ジェン、トンとともに森に入っていく。奥へ奥へと森をすすみ、やがて4人は洞窟の中へ。真っ暗な洞窟の中。岩がまるで宇宙の星のように輝くのを見ているうちに、ブンミはここで生まれたことを思い出し、自分の前世に思いを馳せながら、つぶやくように話しはじめた…。


【マシュー・バーニー『リダウト』との類似点】

マシュー・バーニー『リダウト』と同じく、アートも含めたプロジェクトの一部が映画という構造の作品。アピチャッポン監督『ブンミおじさんの森』は、単体の作品である一方で「プリミティブ」プロジェクトの一部でもある。



 

©2016 CAPTAIN FANTASTIC PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED. 配給:松竹


『はじまりへの旅』

上映:8/16(火)16:10〜、8/24(水)13:30〜、8/31(水)16:10〜

料金:800円均一

 

『はじまりへの旅』 (原題:Captain Fantastic)日本語字幕

2015年/アメリカ/英語・日本語字幕/119分/カラー/DCP


監督・脚本: マット・ロス (米Variety紙が選ぶ2016年に注目の監督10人に選出!)

出演:ヴィゴ・モーテンセン「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「イースタン・プロミス」

ジョージ・マッケイ「サンシャイン 歌声が響く街」「ディファイアンス」

フランク・ランジェラ 「フロスト x ニクソン」、「グレース・オブ・モナコ」 


配給:松竹


カンヌ国際映画祭「ある視点部門」監督賞を始め、世界中の映画祭で数々の賞を受賞。全米わずか4館での公開から口コミで評判が広がり600館にまで拡大、4ヶ月以上のロングラン!アカデミー賞でも主演男優賞にノミネートされた話題作。


主人公は独特な教育方針のもと世間と切り離された森で育った子供たちと厳格なその父親。みな風変わりで個性的なキャラクターばかりだが、旅に出た彼らが世の中とのギャップに戸惑いながらも自分たちらしさを失わずに生きようとする姿には、誰もが共感できるはず。


父親を演じるのは「ロード・オブ・ザ・リング」出演、「イースタン・プロミス」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた名優ヴィコ・モーテンセン。ヘンテコ一家の不器用な生き方に、笑いと勇気をもらえる感動のロードムービー!


【あらすじ】出典:松竹提供資料

ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子供たちは、現代社会に触れることなくアメリカ北西部の森深くで暮らしていた。父仕込みの訓練と教育で子供たちの体力はアスリート並み。みな6ヶ国語を操り、18歳の長男は名立たる大学すべてに合格。しかしある日入院していた母・レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母の最後のある“願い”を叶えるため旅に出る。葬儀の行われるニューメキシコまでは2400キロ。チョムスキーは知っていても、コーラもホットドッグも知らない世間知らずの彼らは果たして、母の願いを叶えることが出来るのか…?


ノーム・チョムスキー=アメリカの哲学者、言語哲学者、言語学者、社会哲学者、論理学者。


【マシュー・バーニー『リダウト』との類似点】

人里離れた山で自給自足の生活を送る人々を描く点。アメリカには、それぞれ別の思想や理由ではあるが、現代文明を拒絶して隔離された環境での生活を自ら選ぶ人が存在する。


 

© WolfWalkers 2020 配給:チャイルド・フィルム

『ウルフウォーカー』日本語吹替

上映:8/17(水)13:30〜、8/23(火)13:30〜 

料金:800円均一


ゲストトーク付上映:8/19(金)18:00〜上映、19:50〜トーク

料金:1,300円均一(鑑賞料:800円+トーク参加料:500円)

ゲスト:角田裕志(オオカミ研究家、埼玉県環境科学国際センター自然環境担当/生物多様性保全担当)

聞き手:武村 貴世子 (ラジオDJ)

 

『ウルフウォーカー』(原題:WolfWalkers)日本語吹替

2020年/アイルランド・ルクセンブルク/英語・日本語吹替/103分/ヴィスタ/カラー/ドルビー・デジタル/DCP


監督:トム・ムーア、ロス・スチュアート

脚本:ウィル・コリンズ

声の出演:オナー・ニーフシー、エヴァ・ウィッテカー、ショーン・ビーン

音楽:ブリュノ・クレ、KiLa、オーロラ


日本語吹替キャスト:新津ちせ(ロビン)、池下リリコ(メーヴ)、井浦新(ビル)


配給:チャイルド・フィルム

後援:駐日アイルランド大使館


公式HP:child-film.com/wolfwalkers


“ポスト・ジブリ”とも評され、製作した長編すべてがアカデミー賞にノミネート!新作を公開するたびに観客を夢中にさせ、虜にしてきたアニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」。


これまでもアイルランドの歴史や神話を題材に、創造性あふれる作品世界を色彩豊かな2Dアニメーションで作り上げており、『ブレンダンとケルズの秘密』(2009)、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』(2014)につづく、ケルト三部作の完結。それが原題『WolfWalkers』、つまり邦題『ウルフウォーカー』だ。


中世からアイルランド・キルケニーで密かに伝えられてきた伝説で、眠ると魂が抜け出しオオカミになる“ウルフウォーカー”。ハンターを父に持つ少女ロビンは、人間とオオカミがひとつの体に共存し、魔法の力で傷を癒すヒーラーでもある “ウルフウォーカー”のメーヴと友だちになる。彼女とロビンが森で交わした約束は、図らずも父を窮地に陥れるものだった。だが少女は、勇気を持って信じる道を進もうとする。


生命への限りなくやさしいまなざしで描かれる、息をのむほどの美しい世界と不思議な物語。スタジオ史上最多のキャクターが登場し、オオカミの群れとの迫力ある闘いのシーンなどエンターテインメント性の高いファンタジー作品に仕上がった。


監督は、アカデミー賞に2度ノミネートされたトム・ムーア(『ブレンダンとケルズの秘密』、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』)と『ブレンダンとケルズの秘密』のアート・ディレクター、ロス・スチュワート。


声優は、ロビン役に『アガサ・クリスティー ねじれた家』(2017)のオナー・ニーフシー、父親ビル役を「ゲーム・オブ・スローンズ」のショーン・ビーンが務める。音楽は前2作同様ケルト音楽のバンドであるKiLA(キーラ)と新たに『アナと雪の女王2』(2019)で知られるノルウェーの新世代歌姫、オーロラが参加。透明感あふれる澄んだ歌声が、現実から遠く離れた世界へと観客を導く。


【あらすじ】

中世アイルランドの町キルケニー。イングランドからオオカミ退治のためにやって来たハンターを父に持つ少女ロビンが、森の中で友だちになったのは“ウルフウォーカー”のメーヴだった。


人間とオオカミがひとつの体に共存し、魔法の力で傷を癒すヒーラーでもある彼女とロビンが交わした約束は、図らずも父を窮地に陥れるものだった。だが、少女は勇気を持って信じる道を進もうとする。


【マシュー・バーニー『リダウト』との類似点】

オオカミの神秘性を描いた点。『リダウト』が今日の米・アイダホ州なのに対し、『ウルフウォーカー』の舞台は17世紀アイルランドと異なるが、山にオオカミの世界が存在するのは同じ。そんなオオカミの世界を侵食しようとする“文明人”もいれば、オオカミとの共存を主張する人も登場する。登場人物がオオカミに畏敬の念を抱く様子が垣間見れる。



【会期】2022年8月16日(火)〜9月4日(日) 17日間

【休映】8/22(月)、8/29(月)、9/1(木) *終日上映はございません。


【会場】東京都写真美術館ホール(190席)

【住所】東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内


【ゲスト】マシュー・バーニーは来日しません

8/19(金)18:00〜日本語吹替版『ウルフウォーカー』上映後トーク

ゲスト:角田裕志(オオカミ研究家、埼玉県環境科学国際センター自然環境担当/生物多様性保全担当)

聞き手:武村貴世子(ラジオDJ)


8/20(金)13:30〜マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』上映後トーク

ゲスト:村上美知瑠(衣装作家、マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』衣装担当)


8/24(水)17:30〜マシュー・バーニー『リダウト』上映後お誕生日トーク

お誕生日ゲスト:砂山典子/ SNATCH (ダンサー、パフォーマンスアーティスト)


8/26(金)18:00〜 サンリオ映画『星のオルフェウス』上映後トーク

ゲスト:藤村シシン(古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家)

聞き手:岡崎優子(編集者)


8/27(土)17:30〜アピチャッポン監督『ブンミおじさんの森』上映後トーク

ゲスト:清水宏一(サウンド・デザイナー、アピチャッポン監督作品サウンド担当)



【料金】全席指定、各回入替、均一料金(東京都写真美術館の割引を除く)

『リダウト』『クレマスター2』『ブンミおじさんの森』各1,600円

『クレマスター1』『クレマスター4』『クレマスター5』各1,200円

『クレマスター3』『拘束のドローイング9』各1,800円

『クレマスター』サイクル全5作通し券:5作品で7,000円

『星のオルフェウス』『はじまりへの旅』『ウルフウォーカー』:各800円

トーク券: 500円(上記鑑賞料に追加した料金で販売)


◎ 前売券は電子チケットのみの取扱となります。

◎ 前売券が指定の枚数に達した場合、当日券の発売はございません。


【当日割引】 当日券を発売の場合、下記は300円の割引します。

◎ 東京都写真美術館で開催の展覧会、映画の半券提示

◎ 東京都写真美術館パスポート提示。同伴者1名まで

◎ 東京都写真美術館支援会員が「映画優待割引引換券」を提示


【前売券】電子チケットのみの取扱(電子チケット販売サイトは後日発表)

2022年7月16日(土) 午前10時より販売開始 予定


CREMASTER3, 2002

Photo Chris Winget,© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels


CREMASTER3, 2002

Photo Chris Winget,© Matthew Barney, courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels

 

マシュー・バーニー『リダウト』プラス再開


米国の美術家、マシュー・バーニーのフィルム作品を特集上映するはずでした。マシュー・バーニー『リダウト』プラスと題した上映会を東京都写真美術館ホールで、2020年2月29日〜3月15日に行うべく準備を進めていたのでした。


最新作『リダウト』(2018)を中心に『クレマスター』サイクル全5部作(1994-2002)と『拘束のドローイング9』(2005)を組み込んだプログラムでした。


ところが、前売券が完売に近づいた頃、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、会場となる東京都写真美術館が臨時休館の決断を下します。それにともない、マシュー・バーニーの特集上映会も一旦休止(延期)を余儀なくされたのでした。


あれから2年が経過。その期間で感染症の対策を十分に施した上での文化イベントを試行してきました。然るべき時期が到来!2022年、マシュー・バーニーの特集上映会『リダウト』プラスを再始動させます。


詳細は、追ってトモ・スズキ・ジャパンの公式サイトでお知らせします。


出典:2020年2月26日付 ウェブ版「美術手帖

https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/21408



Matthew Barney, Redoubt, 2018. Production still.

© Matthew Barney,courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels, and Sadie Coles HQ, London. Photo: Hugo Glendinning

 

マシュー・バーニー『リダウト』(2018)

原題:REDOUBT 2018年/アメリカ/134分03秒/4K DCP/7.1chサラウンド/台詞なし

制作・脚本・監督:マシュー・バーニー

音楽:ジョナサン・べプラー

撮影監督:ペーター・シュトリートマン

編集:キャサリン・マケリー

製作:マシュー・バーニー、セイディ・コールズ、バーバラ・グラッドストーン

プロデューサー:マイク・べロン

照明:クリス・ウィジェット

振付:エレノア・バウアー

プロダクション・デザイン:Kanoa Baysa

アートディレクター:Jade Archuleta-Gans

出演:

アネット・ワクター(ディアナ役):ライフル射撃米国代表選手

エレノア・バウアー(コーリング・ヴァージン役):振付師・ダンサー

ローラ・ストークス(トラッキング・ヴァージン役):ダンサー・アーティスト・コントーショニスト(曲芸師)

K.J.ホームズ(電気めっき師役):ダンスアーティスト・歌手・詩人・女優

マシュー・バーニー(銅板彫刻師役)

サンドラ・ラムッシュ(フープパフォーマー役):ネイティブアメリカン・フープダンスのパフォーマー

配給:トモ・スズキ・ジャパン

後援:アメリカ大使館

協力:Matthew Barney、Gladstone Gallery New York and Brussels、Angie Naoko


Matthew Barney, Redoubt, 2018. Production still.

© Matthew Barney,courtesy Gladstone Gallery, New York and Brussels, and Sadie Coles HQ, London. Photo: Hugo Glendinning

 

マシュー・バーニー

米・サンフランシスコ生まれ。アイダホ州ボイシで少年時代を過ごし、1989年にイエール大学卒業。以後現在に至るまでニューヨーク在住。

学生時代にアスリートだった経験から、アートの中で身体の限界と超越を探究。創作活動の初期より、映像や彫刻、写真やドローイング、パフォーマンスや身体表現とメディアを横断する作品群を発表している。美術界にデビューすると同時にスターになり、1993年ヴェネチア・ビエンナーレのアペルト賞、1996年ヒューゴ・ボス賞など受賞多数。

身体に負荷をかけて素描するパフォーマンス《拘束のドローイング》シリーズを続ける中、記録映像にフィクション的な要素を加えたビデオ作品に行き着く。1994年から2002年までの8年間でフィルム作品シリーズ『クレマスター』サイクル全5章を発表。その5部作のうち3作品で、音楽家のジョナサン・べプラーと協働。

2005年ビョークが出演・音楽で協働したフィルム作品『拘束のドローイング9』を金沢21世紀美術館での個展でプレミア公開。同年「ベネチア映画祭」にも招待された。

ジョナサン・べプラーと共同制作した6時間の映像オペラ『RIVER OF FUNDAMENT』では、監督・制作のほか自ら出演するかたちを取っている。

ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、サンフランシスコ近代美術館(サンフランシスコ)、金沢21世紀美術館(金沢)、ハウス・デア・クンスト(ミュンヘン)など世界各地の美術館にて個展を開催。最新のシリーズ「リダウト」は、2016年から3年間かけたプロジェクトで、彫刻やインスタレーション、フィルム作品などで構成。その個展がイェール大学美術館(2019、ニューヘイブン)で開催され、UCCA(2019、北京)、ヘイワード・ギャラリー(2020、ロンドン)へと巡回。

フィルム作品『リダウト』(2018)は、東京都写真美術館ホールで日本プレミア後、「岡山芸術交流 2019」連携プロジェクトとして岡山のシネマ・クレールで上映。

 

ジョナサン・べプラー

米・フィラデルフィア生まれ。バーモント州ベニントン大学に在学中の1982年より、独学で楽器の演奏を始める。

多種の楽器を操り、作曲家のルイス・カーラブロ、音楽家のビル・ディクソン、ドラマーのマイルフォード・グレイブスらを通じて音楽を磨く。

リサ・ネルソンや田中泯との協働からパフォーマンスを学び、1997年マシュー・バーニーのフィルム作品『クレマスター5』に楽曲提供。1999年『クレマスター2』と2002年『クレマスター3』でも音楽を担当している。

2003年「越後妻有 大地の芸術祭」にて「つかの間のシンフォニー:丘陵と渓谷のための聖譚曲」を発表し、CDをリリース。

6時間の映像オペラ『RIVER OF FUNDAMENT』(2014)でも、マシュー・バーニーと協働。単なる音楽担当を超え、共同名義とした。

マシュー・バーニーの最新フィルム作品『リダウト』(2018)にも音楽で参加した。


マシュー・バーニー『リダウト』日本での上映歴

2019年10月31日(木) 東京都写真美術館ホール ハロウィンに日本プレミア

2019年11月1日(金) 東京都写真美術館ホール 日本プレミア!アンコール上映

2019年11月23日(土) 岡山・シネマ・クレール丸の内「岡山芸術交流2019」連携プロジェクト

2020年1月11日(土)〜1月19日(日) 東京都写真美術館ホール

2020年2月15日(土)〜2月21日(金) 大阪・シネ・ヌーヴォ

2020年2月28日(金)〜3月5日(木) 京都・出町座