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【ゲスト】藤村シシン(古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家) x 岡崎優子(編集者) 8/26(金)18:00〜 サンリオ映画『星のオルフェウス』上映後トーク、東京都写真美術館にて



マシュー・バーニーのフィルム『リダウト』(2018)は、古代神話「ディアナとアクタイオン」の設定を現代風に置き換えています。ディアナとはローマ神話の呼び名で、ギリシャ神話におけるアルテミスの

ことです。その女神とアクタイオンについて…、さらにはギリシャ神話について、もっと知りたい!という人のために、関連企画を用意しました。


古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家の藤村シシンさんが、女神アルテミス(ローマ神話のディアナ)についてお話をしてくれます。質問をするのは、映画雑誌の編集に長く携わる編集者の岡崎優子さん。


かつてサンリオが制作した、ギリシャ神話のオムニバス・アニメーション『星のオルフェウス』を上映後、ゲスト:藤村シシン(古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家) x 聞き手:岡崎優子(編集者)によるトークを開催します。会場からの質問にもお答えしますよ。


 

マシュー・バーニー『リダウト』プラス関連


サンリオ映画『星のオルフェウス』上映+トーク


日時】2022年8月26日(金)18:00〜上映、19:30頃〜トーク


【会場】東京都写真美術館ホール(190席)

【住所】東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内


【ゲスト】藤村シシン(古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家)

【 聞き手】岡崎優子(編集者)


【料金】1,300円均一


【前売券】8/25(木)23:59まで発売中!電子チケットのみの取扱。

【電子チケット予約】https://t.livepocket.jp/e/redoubtplus0826

 

【ゲスト】藤村シシン(古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家)

高校の時に出会ったアニメ『聖闘士星矢』がきっかけでこの道へ。東京女子大学大学院(西洋史学専攻)修了後、NHK講座講師、執筆、監修、その他古代ギリシャに関わる仕事をしている。


著書『古代ギリシャのリアル』(実業之日本社)。『小学館の図鑑NEO 星と星座(新版)』監修協力。2020年オリンピック採火式、NHK生中継内の古代ギリシャ語同時翻訳など。 「古代ギリシャナイト」主催。


Twitter: @s_i_s_i_n



【聞き手】岡崎優子(編集者)


旅行本、料理本、ビジネス誌などの編集・ライターを経て、1994年にギャガ・コミュニケーションズ(現ギャガ)出版部に入社。2005年からキネマ旬報社で編集業務に携わる。「キネマ旬報」では、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督が福岡アジア文化賞受賞の記事も担当。


現在、フリーライター兼編集者として活動中。東京・西荻で世界の手仕事を紹介する雑貨&ギャラリー「HAPA HAPA」を営む。

 

サンリオ映画『星のオルフェウス』

上映:8/18(木)16:30〜、8/23(火)16:30〜

会場:東京都写真美術館ホール

料金:800円均一


上映+トーク:8/26(金)18:00〜上映、19:30〜トーク

会場:東京都写真美術館ホール

料金:1,300円均一

ゲスト:藤村シシン(古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家)

聞き手:岡崎優子(編集者)


【前売券】8/25(木)23:59まで発売中!電子チケットのみの取扱。

【電子チケット予約】https://t.livepocket.jp/e/redoubtplus0826


『星のオルフェウス』

英題:Winds of Change

1979年/アメリカ・ 日本/日本語/87分/4:3(スクリーン左右の余白が白くなります)/ステレオ/70mm(DVDでの上映)


製作総指揮:辻信太郎(サンリオ創業者)

製作:ウォルト・ディフェリア、テリー・荻須、津川弘

アニメーション監督:タカシ

音楽:アレック・コンスタンディノス

編集:ジャック・ウッズ

美術:ポール・ジュリアン、レベッカ・オルテガ・ミルズ、レイ・アラゴン、宇野亜喜良、深井国


監修:吉田喜重

ナレーション・脚本:伊丹十三


製作:サンリオ・フィルム作品

配給:サンリオ


ギリシャ神話の中から5つのエピソードを選び、製作当時の舞台設定で表現したアニメーション映画。今はキャラクターの「ハローキティでお馴染みのサンリオが、世界的な映画を目指して製作したシリーズのアニメーション作品。一般的な映画が35mmフィルムで上映されていた頃、2倍の幅がある70mmフィルムが完成フォーマットだった。今回は70mmフィルムの上映素材を発掘できず、画質も音質も劣るが、それでもなお貴重なDVDでの上映となる。


【あらすじ】

ペルセウス

ペルセウスは、ゼウスとダナエの子。


その母、ダナエにセリーポス島の王、ポリュデクテスが恋をした。ポリュデクテス王からすると、息子のペルセウスが邪魔になる。そこで、王はペルセウスを遠ざけようと、メドウーサ退治に送り出した。


メドウーサは、もともと美貌の持ち主だったが、アテナの怒りにふれて髪が蛇の怪物に変えられていた。彼女の宝石のような目を見た者は、誰しも石になってしまう。


旅の途中、ペルセウスは姿を見えなくできる兜(かぶと)や空を飛べる翼、鏡のように磨いた盾を手に入れた。そして、いよいよメドウーサの居場所に潜入。彼女の目をみたら自分は石になってしまう。そう用心しながら、ペルセウスが盾を使うと…。


アクタイオン

勇敢な狩人であるアクタイオンは、忠実な下僕であるスパルタ犬をひき連れ、狩り(ハンティング)に精を出していた。


ところが、女神アルテミス(ローマ神話だとディアナ)の神域に足を踏み入れ、水浴中の女神の裸体を見てしまう。そこで女神の怒りにふれ、彼は臆病な鹿に姿を変えられてしまった。


牡鹿の姿でさまよっているアクタイオン。鹿と主人との見分けがつかない獰猛な自分の犬たちに、彼は追われるはめになる。


エンビー

”エンビー(envy)”という英単語は、”嫉妬”を意味する。


アグラウロスは、アテネの王ケクロプスの長女。彼女は女神アテナの神殿に捧げられたお供物を盗むほど強欲だ。


さらには、妹のヘルセにバラを届けに来たへルメースをも騙す。妹との恋愛をヘルプすると言いくるめ、彼にお金を要求。それを信じた男は恋愛の橋渡し役になってくれたとばかり…、喜んで、謝礼を支払ってしまう。しかし、それはまるまるアグラウロスの懐に入ってしまい、彼女は何の行動もおこさない。


そんな悪行がばれてしまい、ついにアグラウロスは、女神アテナに罰せらる。”嫉妬”の心を吹き込められたのだ。


ある日、妹を訪ねてきたヘルメース。アグラウロスは、彼を追い返そうとする。その嫉妬深さに激怒した彼はアグラウロスを石像に変えてしまう。そして、石像はバラバラに砕かれてしまうのだった。


オルフェウス

オルフェウスとエウリュディケが森の中で結婚式を挙げている。すると、地獄の王者プルートーンの使者である蛇が現れた。何と、その蛇は美しいエウリュディケを連れ去ってしまうのだ。


必死で新婦を探し、地獄へと降りたオルフェウス。自ら竪琴を演奏して、地獄の王者プルートーンに哀願した。そんなオルフェウスのかき鳴らす竪琴に感動したプルートーンは、エウリュディケを地上に連れ戻すことを許す。


ただし、ひとつ条件をつけたのだ。その条件とは、地上に着くまで絶対に後ろを振り返ってはいけない、というもの。


一段、また一段と地獄からの階段を昇り始めたオルフェルス。後ろに続くハズの妻、エウリュディケは無言だ。段々と不安になるオルフェウス。とうとう心配になって、オルフェウスは、後ろを振り返ってしまう。


パエトーン

パエトーンは、太陽神アポロンの息子。


アポロンは、火の馬車を操り天地を照らしていた。地上にいて、その姿に憧れる息子パエトーン。傲慢なことに、自分でも火の馬車を動かせる、と父に言う。やめるようにと父がいさめたが、パエトーンは従わない。


ついに、パエトーンは火の馬車を盗んでしまう。はじめこそ火の馬車をうまく操っていたかのようだが、やがて馬たちが気づいた。主人が太陽神アポロンでないことに…。


火の馬たちは狂ったように暴走しはじめた。そして、パエトーンの力では操縦不能になってしまう。燃え盛る火の馬車は地上に大混乱をもたらし、被害が広がっていた。そこで、ゼウスは雷でパエトーンを空から撃ち落としてしまう。


【マシュー・バーニー『リダウト』との類似点】

どちらも古代神話「ディアナ(アルテミス)とアクタイオン」を扱っている。



マシュー・バーニー『リダウト』

原題:REDOUBT

2018年/アメリカ/134分03秒/4K DCP/7.1chサラウンド/台詞なし


制作・脚本・監督:マシュー・バーニー

音楽:ジョナサン・べプラー


撮影監督:ペーター・シュトリートマン

編集:キャサリン・マケリー

製作:マシュー・バーニー、セイディ・コールズ、バーバラ・グラッドストーン


プロデューサー:マイク・べロン

照明:クリス・ウィジェット

振付:エレノア・バウアー

プロダクション・デザイン:Kanoa Baysa

アートディレクター:Jade Archuleta-Gans


出演:

アネット・ワクター(ディアナ役):ライフル射撃米国代表選手

エレノア・バウアー(コーリング・ヴァージン役):振付師・ダンサー

ローラ・ストークス(トラッキング・ヴァージン役):ダンサー・アーティスト・コントーショニスト(曲芸師)

K.J.ホームズ(電気めっき師役):ダンスアーティスト・歌手・詩人・女優

マシュー・バーニー(銅板彫刻師役)

サンドラ・ラムッシュ(フープパフォーマー役):ネイティブアメリカン・フープダンスのパフォーマー


配給:トモ・スズキ・ジャパン

後援:アメリカ大使館

協力:Matthew Barney、Gladstone Gallery New York and Brussels、Angie Naoko


特集上映会 マシュー・バーニー『リダウト』プラス


現代美術家、マシュー・バーニー。彼のフィルム作品を特集上映する。その企画名は、マシュー・バーニー『リダウト』プラス


マシュー・バーニーによる近作フィルム『リダウト』(2018)にプラスして、旧作の『クレマスター』サイクル全5部作(1994-2002)と『拘束のドローイング9』(2005)も上映。さらに加えて、『リダウト』と類似点がある他監督の映画4本も同時公開する企画だ。


特集上映会、マシュー・バーニー『リダウト』プラスはコロナ禍で一旦休止(延期)となったものの、2022年8月16日(火)より再始動が決定。9月4日(日)までの会期で、上映日は17日。会期中、休映日が3日。


再始動する特集上映会、マシュー・バーニー『リダウト』プラスの上映スケジュールは、次の通りです。全席指定で前売券(電子チケットのみ)は、7月16日(土)10:00A.Mより発売

 

【会期】2022年8月16日(火)〜9月4日(日) 17日間

【休映】8/22(月)、8/29(月)、9/1(木) *終日上映はございません。


【会場】東京都写真美術館ホール(190席)

【住所】東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内


【ゲスト】マシュー・バーニーは来日しません

8/19(金)18:00〜日本語吹替版『ウルフウォーカー』上映後トーク

ゲスト:角田裕志(オオカミ研究家、埼玉県環境科学国際センター自然環境担当/生物多様性保全担当)

聞き手:武村貴世子(ラジオDJ)


8/20(金)13:30〜マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』上映後トーク

ゲスト:村上美知瑠(衣装作家、マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』衣装担当)


8/24(水)17:30〜マシュー・バーニー『リダウト』上映後お誕生日トーク

お誕生日ゲスト:砂山典子/ SNATCH (ダンサー、パフォーマンスアーティスト)


8/26(金)18:00〜 サンリオ映画『星のオルフェウス』上映後トーク

ゲスト:藤村シシン(古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家)

聞き手:岡崎優子(編集者)


8/27(土)17:30〜アピチャッポン監督『ブンミおじさんの森』上映後トーク

ゲスト:清水宏一(サウンド・デザイナー、アピチャッポン監督作品サウンド担当)


【料金】全席指定、各回入替、均一料金(東京都写真美術館の割引を除く)

『リダウト』『クレマスター2』『ブンミおじさんの森』各1,600円

『クレマスター1』『クレマスター4』『クレマスター5』各1,200円

『クレマスター3』『拘束のドローイング9』各1,800円

『クレマスター』サイクル全5作通し券:5作品で7,000円

『星のオルフェウス』『はじまりへの旅』『ウルフウォーカー』:各800円

◎ゲストトーク付上映のみ特別料金


【前売券】電子チケットのみの取扱。2022年7月16日(土) 午前10時より販売

◎ 前売券は電子チケットのみの取扱となります。

◎ 前売券が指定の枚数に達した場合、当日券の発売はございません。


【予約サイト】上映日ごとに電子チケット購入サイトが違います。いつ、どの作品をご覧になるか、事前にご確認ください。



【上映スケジュール】特集上映会 マシュー・バーニー『リダウト』プラス


8月16日(火)

13:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』

16:10〜 マット・ロス監督 ヴィゴ・モーテンセン主演『はじまりへの旅』(2016)

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

8月17日(水)

13:30〜 Appleオリジナル作品『ウルフウォーカー』(2020) 日本語吹替版

15:45〜 マシュー・バーニー『リダウト』

18:35〜 アピチャッポン・ウィーラセタクン監督『ブンミおじさんの森』(2010)

 

8月18日(木)

13:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』

16:30〜 サンリオ映画『星のオルフェウス』(1979)

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

8月19日(金)

14:45〜 マシュー・バーニー『リダウト』

18:00〜 Appleオリジナル作品『ウルフウォーカー』 日本語吹替版 ゲストトーク

 

8月20日(土)

13:30〜 マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』ゲストトーク

17:30〜 マシュー・バーニー『クレマスター1』(1995)

18:35〜 マシュー・バーニー『クレマスター2』(1999)

 

8月21日(日)

13:30〜 マシュー・バーニー『クレマスター3』(2002) 途中15分の休憩

17:15〜 マシュー・バーニー『クレマスター4』(1994)

18:35〜 マシュー・バーニー『クレマスター5』(1997)

 

8月23日(火)

13:30〜 Appleオリジナル作品 アニメーション『ウルフウォーカー』 日本語吹替版

16:30〜 サンリオ映画『星のオルフェウス』

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

8月24日(水)

13:30〜 マット・ロス監督 ヴィゴ・モーテンセン主演『はじまりへの旅』

17:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』 ゲストトーク

 

8月25日(木)

13:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

8月26日(金)

14:45〜 マシュー・バーニー『リダウト』

18:00〜 サンリオ映画『星のオルフェウス』 ゲストトーク

 

8月27日(土)

14:45〜 マシュー・バーニー『リダウト』

17:30〜 アピチャッポン監督『ブンミおじさんの森』 ゲストトーク

 

8月28日(日)

13:00〜 マシュー・バーニー『クレマスター1』

13:55〜 マシュー・バーニー『クレマスター2』

15:30〜 マシュー・バーニー『クレマスター3』

19:00〜 マシュー・バーニー『クレマスター4』

19:55〜 マシュー・バーニー『クレマスター5』

 

8月30日(火)

13:30〜 マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

8月31日(水)

13:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』

16:10〜 マット・ロス監督 ヴィゴ・モーテンセン主演『はじまりへの旅』

18:35〜 マシュー・バーニー『リダウト』

 

9月2日(金)

13:30〜 マシュー・バーニー『リダウト』

18:00〜 アピチャッポン監督『ブンミおじさんの森』

 

9月3日(土)

13:00〜 マシュー・バーニー『クレマスター1』

13:55〜 マシュー・バーニー『クレマスター2』

15:30〜 マシュー・バーニー『クレマスター3』

19:00〜 マシュー・バーニー『クレマスター4』

19:55〜 マシュー・バーニー『クレマスター5』

 

9月4日(日)

13:30〜 マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』

17:00〜 マシュー・バーニー『リダウト』


 

マシュー・バーニー

米・サンフランシスコ生まれ。アイダホ州ボイシで少年時代を過ごし、1989年にイエール大学卒業。以後現在に至るまでニューヨーク在住。

学生時代にアスリートだった経験から、アートの中で身体の限界と超越を探究。創作活動の初期より、映像や彫刻、写真やドローイング、パフォーマンスや身体表現とメディアを横断する作品群を発表している。美術界にデビューすると同時にスターになり、1993年ヴェネチア・ビエンナーレのアペルト賞、1996年ヒューゴ・ボス賞など受賞多数。

身体に負荷をかけて素描するパフォーマンス《拘束のドローイング》シリーズを続ける中、記録映像にフィクション的な要素を加えたビデオ作品に行き着く。1994年から2002年までの8年間でフィルム作品シリーズ『クレマスター』サイクル全5章を発表。その5部作のうち3作品で、音楽家のジョナサン・べプラーと協働。

2005年ビョークが出演・音楽で協働したフィルム作品『拘束のドローイング9』を金沢21世紀美術館での個展でプレミア公開。同年「ベネチア映画祭」にも招待された。

ジョナサン・べプラーと共同制作した6時間の映像オペラ『RIVER OF FUNDAMENT』では、監督・制作のほか自ら出演するかたちを取っている。

ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、サンフランシスコ近代美術館(サンフランシスコ)、金沢21世紀美術館(金沢)、ハウス・デア・クンスト(ミュンヘン)など世界各地の美術館にて個展を開催。最新のシリーズ「リダウト」は、2016年から3年間かけたプロジェクトで、彫刻やインスタレーション、フィルム作品などで構成。その個展がイェール大学美術館(2019、ニューヘイブン)で開催され、UCCA(2019、北京)、ヘイワード・ギャラリー(2020、ロンドン)へと巡回。

フィルム作品『リダウト』(2018)は、東京都写真美術館ホールで日本プレミア後、「岡山芸術交流 2019」連携プロジェクトとして岡山のシネマ・クレールで上映。

 

ジョナサン・べプラー

米・フィラデルフィア生まれ。バーモント州ベニントン大学に在学中の1982年より、独学で楽器の演奏を始める。

多種の楽器を操り、作曲家のルイス・カーラブロ、音楽家のビル・ディクソン、ドラマーのマイルフォード・グレイブスらを通じて音楽を磨く。

リサ・ネルソンや田中泯との協働からパフォーマンスを学び、1997年マシュー・バーニーのフィルム作品『クレマスター5』に楽曲提供。1999年『クレマスター2』と2002年『クレマスター3』でも音楽を担当している。

2003年「越後妻有 大地の芸術祭」にて「つかの間のシンフォニー:丘陵と渓谷のための聖譚曲」を発表し、CDをリリース。

6時間の映像オペラ『RIVER OF FUNDAMENT』(2014)でも、マシュー・バーニーと協働。単なる音楽担当を超え、共同名義とした。

マシュー・バーニーの最新フィルム作品『リダウト』(2018)にも音楽で参加した。


マシュー・バーニー『リダウト』日本での上映歴

2019年10月31日(木) 東京都写真美術館ホール ハロウィンに日本プレミア

2019年11月1日(金) 東京都写真美術館ホール 日本プレミア!アンコール上映

2019年11月23日(土) 岡山・シネマ・クレール丸の内「岡山芸術交流2019」連携プロジェクト

2020年1月11日(土)〜1月19日(日) 東京都写真美術館ホール

2020年2月15日(土)〜2月21日(金) 大阪・シネ・ヌーヴォ

2020年2月28日(金)〜3月5日(木) 京都・出町座


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